バス - 静岡-しずてつジャストライン

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しずてつジャストライン：静岡200か53

しずてつジャストラインが所有する日産ディーゼル・スペースランナーJP。車体は西日本車体工業B-Ⅰ 96MCを架装しています。
2000年式の車両で、同型車は6台が導入されました（静岡200か52～57）。しずてつジャストラインおよび静岡鉄道において、日産ディーゼル車の導入は貸切車の一部を除くとモノコックの時代以来のことでした。
同期の静岡200か52でも解説の通り、しずてつジャストラインのJPは導入のタイミングごとに細かい差異がみられます。またその仕様差のほかにも、しずてつの特徴でもある多彩な車体広告が1台1台を個性付けています。車体広告やラッピングは「その時だけの姿」というちょっとした楽しみを与えてくれるものでもあります。

53号車は長らく丸子営業所に所属し、静岡駅を中心に主に西方面の路線や市街の循環路線で運行されています。
事業者：しずてつジャストライン
ナンバー：静岡200か53
車両番号：-
車種：日産ディーゼル/JP
ボディ：西日本車体工業 B-Ⅰ 96MC
型式：KL-JP252NAN改
年式：2000年
撮影日：2019年5月18日

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しずてつジャストライン：静岡200か52

しずてつジャストラインが所有する日産ディーゼル・スペースランナーJP。車体は西日本車体工業B-Ⅰ 96MCを架装しています。
2000年式の車両で、同型車は6台が導入されました（静岡200か52～57）。しずてつジャストラインおよび静岡鉄道において、日産ディーゼル車の導入は貸切車の一部を除くとモノコックの時代以来のことでした。

しずてつのJPは2000年～2002年の間に何度かに分けて導入されましたが、導入のタイミングによって仕様に少しずつ差異がみられます。
2000年式の第一陣はゼクセル製クーラーと3分割のリアウインドウを採用しており、中扉には明かり取り窓が設けられ、エンジングリルのメインの開口部は左下が欠けた五角形です。また、側面行先表示器は戸袋窓の前、車外スピーカーは中扉の後ろにあります。さらに、車内の座席は2000年式のこのグループのみ、後方の二人掛け座席の座面がわずかに前後にオフセットされたタイプの座席を装備しています。
前面行先表示器左右の臙脂色が特徴的ですが、近年になってフィルムの破れなどが見られるようになってきたためかより明るい赤の塗装仕上げとされており、若干印象が変化しています。

52号車は長らく丸子営業所に所属し、静岡駅を中心に主に西方面の路線や市街の循環路線で運行されています。2016年春ごろには施設アイコンの追加に伴い行先表示LEDのROMが更新され、このような細い数字の行先番号や「（営）」の省略表記は現在では見られなくなりました。
事業者：しずてつジャストライン
ナンバー：静岡200か52
車両番号：-
車種：日産ディーゼル/JP
ボディ：西日本車体工業 B-Ⅰ 96MC
型式：KL-JP252NAN改
年式：2000年
撮影日（前）：2015年6月18日
撮影日（後）：2016年9月18日
しずてつジャストライン：静岡22き2978

しずてつジャストラインが所有するいすゞ・ジャーニーK。
1996年式のKC-車で、主に清水区内の路線を担当する西久保営業所に所属しています。ツーステップ車標準の「赤バス」塗装をまとっています。
同所には数年前まではU-車・KC-車合わせて10台以上の中型ツーステップ車が在籍していましたが、U-車はすべて引退・除籍となり、KC-車も他の営業所への転属が相次いだ結果、2020年3月には営業運転に供される中型ツーステが2978と2995（KC-LR333J+8E）を残すのみに。さらにその3月末、両車とも他営業所からの転属車両により置き換えられてしまい、西久保の赤バスはスクール用の2683（U-LV+7E）と神戸市交通局から移籍した173（U-MP218K、ほぼ稼働なし）を残すのみとなり、西久保営業所は実質的に低床化100％を達成したことになります。
事業者：しずてつジャストライン
ナンバー：静岡22き2978
車両番号：-
車種：いすゞ/ジャーニーK
ボディ：アイ・ケイ・コーチ
型式：KC-LR333J
年式：1996年
撮影時系統：214系統梅ヶ谷蜂ヶ谷線はちがやまわり
撮影日：2020年3月2日
しずてつジャストライン：静岡200か654

しずてつジャストラインが所有する日野・セレガHD。
同社初の夜行高速路線である「京都大阪ライナー」の専用車として2011年に導入された2台のうちの1台で、夜行車にふさわしく車内には3列独立シートと中央部に床下トイレ、トランク部には乗務員用の床下仮眠室をそれぞれ装備しています。側面窓は濃色スモークの全固定窓となっているのも夜行車のスタンダード的装備です。さらに同路線では車内でのお茶やコーヒーのサービスが現役！（2020年3月現在）なのも貴重でうれしいポイントです。
2017年から2018年にかけて、側面窓にあった大きなPR表記や乗降扉直後の「HINO S'ELEGA」エンブレムが撤去されたり、エンブレムがあった場所に車内装備のステッカーが貼られたりなど、外観に大小さまざまな変化が生じています。

この撮影前の2018年4月に同車は西久保営業所から丸子営業所へ転属し、静岡成田空港線で運用されるようになっています。なぜこの時西久保営業所に戻っていたかはわかりません……
事業者：しずてつジャストライン
ナンバー：静岡200か654
車両番号：-
車種：日野/セレガHD
ボディ：ジェイ・バス
型式：LKG-RU1ESBA
年式：2011年
撮影時系統：-
撮影日：2018年9月10日
しずてつジャストライン：静岡200か530

しずてつジャストラインが所有していた日産ディーゼル・スペースアローRA。車体は西日本車体工業C-Ⅰ 02MC。
2007年式の車両で、開設当初はJRバス関東による単独運行だった高速バス路線「しみずライナー」にしずてつが1往復で参入する際用意された車両です。静岡200か533・534・535とは同期の車両にあたります。
クーラーは屋根上にデンソー製機関直結式冷房を搭載し、床下トランクを3スパン確保しています。正面ナンバープレート横には車間距離警報用と思しきセンサーが設置されています。
側面窓はT字の開閉窓に青緑色の着色ガラスの組み合わせ。客席は「楽座シート」ではない通常幅のシートが38席の配置で、固定窓になっている車両最後部には化粧室を備えています。近年導入された大型化粧室を装備する車両を除き、しずてつの高速車は全車が38人乗りとなっています。
西久保営業所に所属し、しみずライナー号を中心に活躍していましたが、2019年5月に引退。先に除籍された2006年式の貸切転用車は各地で再起しているようですが、2007年式の同車はどうなる/どうなったのでしょうか……
事業者：しずてつジャストライン（当時）
ナンバー：静岡200か530
車両番号：-
車種：日産ディーゼル/スペースアローRA
ボディ：西日本車体工業C-Ⅰ 02MC
型式：PKG-RA274RBN
年式：2007年
撮影時系統：-
撮影日：2018年9月10日
しずてつジャストライン：静岡200か535

しずてつジャストラインが所有していた日野・セレガHD。
2007年に高速バス「駿府ライナー」を開設するにあたって用意された3台（533～535）のうちの1台で、貸切車の転用ではなく当初より高速路線用として導入された車両です。
側面窓はT字の開閉窓に青緑色の着色ガラスの組み合わせ。客席は「楽座シート」ではない通常幅のシートが38席の配置で、車両後方には化粧室を備えています。
2020年初頭、しずてつジャストライン西久保営業所から静鉄ジョイステップバス焼津営業所へと移籍し、ジョイステップが運行を受託するようになった静岡新宿線や横浜ライナーなどの高速路線で活躍しているようです。
事業者：しずてつジャストライン（当時）
ナンバー：静岡200か535
車両番号：-
車種：日野/セレガHD
ボディ：ジェイ・バス
型式：PKG-RU1ESAA
年式：2007年
撮影時系統：-
撮影日：2018年9月10日
※2020.02.29 記事を訂正しました（誤：ガーラ正：セレガ）。
※2020.03.07 記事を訂正しました（ジャストライン→ジョイステップへ移籍）
しずてつジャストライン：静岡200か45

しずてつジャストラインが所有するいすゞ・キュービック。
エルガへのモデルチェンジ直前である2000年式の車両です。
車内の最後部まで低床エリアが続くフルフラットノンステップ車で、さらにこの車両はいわゆる「東武顔」といわれるフロントデザインを採用したたいへん特徴ある1台です。キュービックとエルガの合いの子のようにも見えるこのフロントマスクは、通称の由来になった東武バスのほか伊丹市、仙台市などにも導入されましたが、現在ではLV832系との組み合わせはこの1台を残すのみとなりました（LV280系は仙台市営やアルピコ交通で現役）。

所属は相良営業所で、島田駅・金谷駅および榛南地域の路線で活躍中。
しかしもともと1台しか導入されなかった異端車である上、オートマチックトランスミッションをはじめ駆動系には保守に手間のかかる海外製の部品が多用されているため、今後の活躍については何とも言えないところがあります。
事業者：しずてつジャストライン
ナンバー：静岡200か45
車両番号：-
車種：いすゞ/キュービック
ボディ：いすゞバス製造
型式：KC-LV832N
年式：2000年
撮影時系統：2019年しずてつバスフェスタ展示車両
撮影日：2019年11月24日

関連：静岡200か466
しずてつジャストライン：静岡200か984

しずてつジャストラインが所有するエアロエース。
2019年に導入された最新モデルの車両で、フロントデザインの変化に加え、衝突被害軽減ブレーキの強化、ドライバー異常時対応システムの装備などのマイナーチェンジが加えられています。
同時に静岡200か984・静岡200か985の2台が導入されましたが、984は丸子、985は鳥坂の所属となり、さらにフロントの装飾が984のみメッキ仕上げとされています。
側面窓は全固定窓に濃色スモークガラスの組み合わせで、客席は幅広の「楽座シート」が4×9列で36席の配置。車両後方にはパウダールーム付き大型化粧室、乗降口右手には発券機能付き大型運賃箱を備えています。車内設備は同社の昼行県外高速用に先に導入されたエアロエースの各車両（867, 868：2016年式、887, 889：2017年式、935：2018年式）とほぼ同様といえるでしょう。
後輪直前にある尿素水補給口の下のパネルが黒いのは何か理由があるのでしょうか……？
事業者：しずてつジャストライン
ナンバー：静岡200か984
車両番号：-
車種：三菱ふそう/エアロエース
ボディ：三菱ふそうバス製造（MFBM）
型式：2TG-MS06GP
年式：2019年
撮影時系統：静岡新宿線16号（新静岡・静岡駅→バスタ新宿）
撮影日：2019年5月18日
しずてつジャストライン：浜松22か2584

しずてつジャストラインが所有するエアロスターM。
1995年に特急静岡御前崎線の予備車として導入されたグループの車両で、フロントデザインがMS7系エアロバス・スタンダードデッカーと同等のものになっているのが最大の特徴。塗装も特急車と同じものが採用されています。
高速路線で運行できるよう座席にシートベルトを備え、さらに貸切用途での使用も考慮され「ワンロマ」（貸切兼用車）と呼ばれています。

同じ仕様で2種類のホイールベース（P尺6両、M尺2両）が在籍し、P尺車は相良営業所および浜岡営業所、M尺車は岡部営業所に配置されています。M尺車はP尺車に比べトランクが1スパン少なく、扉間の側面窓が左右引き違い窓がP尺車の4組に対して3組となっています。
普段は管内の一般路線で活躍していますが、日本平球技場でのサッカーの試合、自衛隊静浜基地での航空祭などで運行される臨時シャトルバスにはその輸送力を生かすべくほぼ必ず動員されています。
事業者：しずてつジャストライン
ナンバー：浜松22か2584
車両番号：-
車種：三菱ふそう/エアロスターM
ボディ：三菱自動車バス製造（MBM）
型式：U-MP618P改
年式：1995年
撮影時系統：静浜基地航空祭シャトルバス（会場→藤枝駅）
撮影日：2018年5月20日
しずてつジャストライン：静岡200か619

しずてつジャストラインが所有するエルガ。
2010年式のPKG-車で、このグループの車両はまとまった台数が在籍していますが、同車はその中から静岡鉄道グループ100周年記念のラッピング車両に抜擢され、一躍注目の的となっています。
なお、同様のラッピングは県外高速車である静岡200か598（PKG-RU1ESAJ）にも施されています。

所属は唐瀬営業所で、静岡駅を中心に市街地の各路線で活躍中。
事業者：しずてつジャストライン
ナンバー：静岡200か619
車両番号：-
車種：いすゞ/エルガ
ボディ：ジェイ･バス
型式：PKG-LV234N2
年式：2010年
撮影時系統：大浜麻機線/大浜行き
撮影日：2019年5月18日