
熊本都市バスが所有する、日産ディーゼルUA+西日本車体工業B-Ⅱ 58MC。
国内4メーカーのシャーシに西工車体を組み合わせて導入した熊本市交通局からの引き継ぎ車両で、1995年式の日デ車です。熊本市は同じ年に標準尺車と短尺車を別々のメーカーで導入しており、この年は標準尺車はいすゞ、短尺車は日デ(+いすゞ中型)が導入されました。
都市バスの白ベースの新塗装に衣替えしており、さらに現在では方向幕をLED式に換装しています。角形の灯具類が古めかしい58MCとの組み合わせは新旧折衷といったところ。
熊本の58MCは前扉が前寄りに設けられた特徴的な仕様の車両が数多く存在しますが、短尺車の場合は通常通りのようです。
U-UA440系・KC-UA460系と西工車体の組み合わせでは、扉側のエンジン点検蓋は縦方向に開き、後方の車体裾は緩やかに切りあがり角度が付きます(前中扉車の場合)。U-車とKC-車の判別は後面にある給水口の位置(U-は左右テールランプ間、KC-は運転席側の角)で可能です。
事業者:熊本都市バス(←熊本市交通局)
ナンバー:熊本22か3014
車両番号:-
車種:日産ディーゼル/UA
ボディ:西日本車体工業B-Ⅱ 58MC
型式:U-UA440HSN
年式:1995年
撮影時系統:島1系統 保田窪→交通センター→荒尾橋(当時)
撮影日:2017年11月22日