

新常磐交通が所有するいすゞ・キュービック。小田急バスから移籍した1999年式の車両で、最後部まで段差がないフルフラットノンステップ車です。小田急に導入された同型式5台がすべて常交に移籍してきました。
前扉・中扉にグライドスライドドアが採用されているのは初期のノンステップ車らしいところ。また車内の座席は近代的なノンステップ車には不釣り合い?な緑一色のモケット張り。どちらの特徴も、同時期に導入され同じく常交に移籍したエアロスターノンステップと共通した仕様です。
同型車はいわき200か371・372・396・397・411の5台が登場しましたが、移籍してきた5台のうち372は早期に廃車されてしまっています。さらに近年になって残りの4台のうちにも除籍が発生しているようで、371は現役を続投しているようですが、残っている車両もいつまで動けるかといったところです。
事業者:新常磐交通(←小田急バス)
ナンバー:いわき200か371
車両番号:-
車種:いすゞ/キュービック
ボディ:いすゞバス製造
型式:KC-LV832L
年式:1999年
撮影日:2016年4月6日