千葉県成田市の事業者「CRUISING WORLD」が所有するセレガR FD。
機関直結式冷房を屋根上に搭載し、第2・第3トランクに横引き扉を採用した空連仕様の車両です。
旅行客の大きな荷物をより多く積み込めるようになっている空連仕様ですが、空港アクセスからの引退後は、同じく荷物が多くなりがちなインバウンド観光客向けの車両として、引き続きその収容力を生かして活躍を続けています。
扉側ミラーステーは2000～2002年に見られた曲線的なタイプ。移籍元では2001・04・05年の三度にわたって導入されたそうなので、この車両は2001年式ということになります。後輪直前の路肩灯が斜め向きで取り付けられているのは関西の事業者に多い特徴です。
外装は同社の標準で、深い臙脂色に金色で社名と鳳凰のイラストを描いた高級感のある仕上がりになっています。
希望ナンバーを取得しているため移籍年は不明です。この数字にはどんな意味があるのでしょうか？