
小田急シティバスが所有する三菱ふそう・エアロエース。2008年式のBKG-車です。同じ仕様で1番違いの2001号車(品川200か1943)も導入されています。
小田急グループの高速バスにおいて、アクアラインを経由する路線は小田急シティバスが担当しています。小田急グループの高速車・空連車はすべて白地に赤い羽根の共通デザインとなっており、シティバスの車両はマスコットである犬マークの大きなレリーフと大文字の「ODAKYU AQUA LINER」のレタリングが目印です。よく見ると犬マークは車内の座席カバーにもあしらわれています。
車両としてはいたって一般的な仕様のようで、側面窓は淡い着色ガラスのT字窓、冷房は機関直結式のものを屋根上に搭載。タイヤホイールはいかつい外観の「エクスモード」を履いています。
側面の行先表示器が乗降扉の上部に設置してあるのが特徴的ですが、側面のデザインでスペースがなくなった結果なのか、それとも行先表示器を移した分のスペースにデザインを広げたのか、どちらが先なのかはさすがにわかりません。なお、次の年に導入された2003号車の表示器は窓下の標準的な位置にあります。
事業者:小田急シティバス
ナンバー:品川200か1944
車両番号:2002
車種:三菱ふそう/エアロエース
ボディ:三菱ふそうバス製造
型式:BKG-MS96JP
年式:2008年
撮影日:2016年4月7日