
茨城交通が所有していた日産ディーゼル・UA。車体は富士重工業製のR17型E、通称7Eボディを架装しています。
2007年に横浜市交通局より移籍した車両で、同時に同型の「水戸200か844」も登場しています。このグループはツーステながら扁平タイヤを履いて床面高さを下げた「都市低床車」と呼ばれるタイプで、横浜市交通局では1995年に初めて導入されました。機械式ATの変速装置が標準だった当時の同局にありながらこのグループはMTを採用しており、そのおかげで?こうして移籍を果たすことができました。
側面窓は銀サッシの左右引き違い窓で、中扉は4枚折戸のワイドドアを採用。どこか自家用上がりのような雰囲気もありますが、これが当時の横浜市交通局での標準的な仕様であり、行先表示器も当初からこの位置にありました。
茨城交通には多数の7E・8Eがいますが、ヘッドランプのベゼルの色が黒かったり銀色だったりまちまちです。
なお、水戸200か844、847とも、2019年までに不調により廃車されてしまっています。
事業者:茨城交通(←横浜市交通局)
ナンバー:水戸200か847
車両番号:-
車種:日産ディーゼル/UA
ボディ:富士重工業 R17型E
型式:KC-UA460HSN
年式:1995年
撮影日:2017年8月31日