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でっかいおやまのふもとから

記録は残して積み上げてこそ!

国際興業:2118(練馬200か964)

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国際興業:2118(練馬200か964)



国際興業が所有していたいすゞ・エルガミオ。2003年式のワンステップ車です。
東京や埼玉の都心部に多く路線を展開する国際興業も、狭隘路線や閑散時間帯などに運行するための中型車を多く導入しています。
2000番台の車両番号は1997~98年に導入された同じいすゞの中型車であるジャーニーK(KC-LR333J)からの続番です。国際興業の車両番号は車両のメーカーやサイズと車両用途で主に決まっているようで、その世代がある程度違ってもひとまとめになっているようです。なお、同番台は戸田営業所の2151号車(PA-LR234J1改)を最後に、2019年11月に全廃となっています。

前面行先表示器の左側・リアウインドウの右側にある地球を背にしたイルカのマークはアイドリングストップ&スタート(ISS)搭載車を意味していますが、このマークが貼られたのはこのあたりの年代の車両までで、ISSの標準装備化が進んだことで2004年式以降の車両では省略されています。また、イルカのマークの反対側にある車いす対応スロープ付のピクトグラムが他ではあまり見ない独特な形態をしています。リアウインドウにもこのようなマークが貼ってあるのも珍しいかもしれません。
さらに細かいところでは、エンジンリッドのナンバー右側に他社にはない手すりが追加されています。
車いすマークやエンジンリッドの手すりは移籍先でもそのままになっていることがほとんどなようで、国際興業の車両はグループ間で同じようなカラーリングのまま移籍することが多いこともあり、移籍先でもほとんど変わらない姿を維持している車両が少なくありません(例:山梨交通に移籍した同期の車両)。
なお、当の2118号車はカラーリングをがらりと変え、東急グループのような装いとなって南越後観光バスへ移籍し、「長岡200か1040」として雪国での新たな活躍を始めています。
事業者:国際興業
ナンバー:練馬200か964
車両番号:2118
車種:いすゞ/エルガミオ
ボディ:いすゞバス製造
型式:KK-LR233J1
年式:2003年
撮影日:2016年11月10日
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