
茨城交通が所有するいすゞ・エルガミオ。2016年に東武バスから移籍した、2003年式のノンステップ車です。この世代のノンステップ車は型式の最後に「改」がつきます。
茨交は近年、さまざまな事業者から放出されたエルガやエルガミオ、LVシャーシの富士重新7Eなどを続々導入して車両の体質改善と低床化を進めており、同車もこうして移籍したうちの1台です。
KK-車として比較的後期に製造された車両で、屋根上のクーラーがやや前方に移動しています。
行先表示器の位置や屋根上のベンチレーターのような外観上の特徴は少なく、ぱっと見では出元の事業者がわかりづらいですが、後ろから見ると通常のブレーキランプ+ウインカーの下に補助ブレーキランプが設置されている点で東武バスの移籍車を見分けることができます。
茨城交通の車両の移籍元は非常に多岐にわたりますが、東武バスからはいすゞ車が大量に移籍しており、移籍元の中で大きな勢力のひとつとなっています。
事業者:茨城交通(←東武バス)
ナンバー:水戸200か1689
車両番号:-
車種:いすゞ/エルガミオ
ボディ:いすゞバス製造
型式:KK-LR233J1改
年式:2003年
撮影日:2017年8月31日