忍者ブログ

でっかいおやまのふもとから

記録は残して積み上げてこそ!

井笠バスカンパニー:Z9409(福山22く1293)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

井笠バスカンパニー:Z9409(福山22く1293)



井笠バスカンパニーが所有するいすゞ・LV。井笠鉄道時代の自社発注車で、富士重7Eボディを架装した1994年式の車両です。
いすゞLVに富士重7Eを架装した場合、扉側側面の最後部に長方形のグリルが設けられますが、同車はそのグリルに中桟が入り上下2段に分かれたものになっている特徴があります。このグリルが上中下の3段に分かれている立川バスのKC-LV380L+7Eと並び、数ある7Eの中でも特徴的な形態を持つ1台として挙げることができます(非常口下のグリルが2段になっているのはU-LVの中でも後期に製造された車両の一般的な特徴)。
また、井笠鉄道はエアサス車を好んでおり、同車も型式の通りエアサスを装備しています。車内は木床で、二人掛けのハイバックシートが並んだ着席重視の内装となっており、乗り心地はよさそうです。また字幕式の行先表示器を前面・側面に装備し(後面は設置を省略)、バックランプとウインカーは小粒なバス協テールを選択。塗り替えられた塗装を除けばなんともレトロな雰囲気をもつ1台です。

2013年4月に両備グループとして井笠バスカンパニーが再出発して以降、経年車両の代替が積極的に進められた結果、同車は2021年4月現在同社における最古参クラスとなり、いすゞ+7Eの組み合わせをもつ最後の1台として奮闘しています。
引退の前にリバイバル塗装なんてやってくれたら静岡からでも見に行きたいくらいなのですが……
事業者:井笠バスカンパニー
ナンバー:福山22く1293
車両番号:Z9409
車種:いすゞ/LV
ボディ:富士重工業 R17型E
型式:U-LV224K
年式:1994年
撮影日:2017年9月6日
PR

コメント

カテゴリー

プロフィール

HN:
にしの・みやと
性別:
非公開

P R