しずてつジャストラインが所有するいすゞ・エルガ。
2004年式のグループの1台で、このときは静岡200か285～299までの15台が一斉に鳥坂営業所へ投入されました。
2年前に登場したグループ（例：196）とはほぼ同じ仕様になっていますが、細かいところではメーカー側での変更として側面窓の引き違い部分がサッシレス化されており、側面の見た目が若干変化しています。

登場より長らく鳥坂営業所を離れず活躍していましたが、1番違いの286と同時に小鹿営業所へ転属し、市街地を中心にした新たな活躍をはじめています。
このときは286と一緒に、静岡の市街地を南北に縦断する基幹路線のひとつである県立病院高松線の運用に入っており、2台揃って早速新天地の最前線での活躍を目撃できました。

同じ時期・同じ場所に投入された車両ということでほとんど同じことしか書けない……と思いきや、286とは前扉脇の「乗合」表記をはじめ、あちこちのピクトグラムや注意書きが微妙に異なっています。
しずてつは全面ラッピングの多彩さが特徴ですが、ラッピングを施工し、撤去しを繰り返すことで、場合によってはこのようなピクトグラムも一緒に貼り替えたりしているのでしょう。
もちろん、ラッピングそのものも個々の車両を特徴づける要素ではあります。ありますが、いかんせん数と種類が多く切り替わる頻度も高いので、そのすべてを把握するのはまさに至難の業といえるでしょう。
車体の後ろ側から見ると、広告枠や後付けストップランプといった形態差がもう少し見つけられそうなのですが、写真がない……