

しずてつジャストラインが所有するいすゞ・キュービック。
エルガへのモデルチェンジ直前である2000年式の車両です。
車内の最後部まで低床エリアが続くフルフラットノンステップ車で、さらにこの車両はいわゆる「東武顔」といわれるフロントデザインを採用したたいへん特徴ある1台です。キュービックとエルガの合いの子のようにも見えるこのフロントマスクは、通称の由来になった東武バスのほか伊丹市、仙台市などにも導入されましたが、現在ではLV832系との組み合わせはこの1台を残すのみとなりました(LV280系は仙台市営やアルピコ交通で現役)。
所属は相良営業所で、島田駅・金谷駅および榛南地域の路線で活躍中。
しかしもともと1台しか導入されなかった異端車である上、オートマチックトランスミッションをはじめ駆動系には保守に手間のかかる海外製の部品が多用されているため、今後の活躍については何とも言えないところがあります。
事業者:しずてつジャストライン
ナンバー:静岡200か45
車両番号:-
車種:いすゞ/キュービック
ボディ:いすゞバス製造
型式:KC-LV832N
年式:2000年
撮影時系統:2019年しずてつバスフェスタ展示車両
撮影日:2019年11月24日
関連:
静岡200か466