山陽バスが所有する日野・ポンチョ。千位の「4」は中型車以下の車両を表し、また車両番号の百位より2015年式の車両とわかります。
いすゞ車のヘビーユーザーである山陽バスにおいて、ちらほら入ったふそう・日デ車以上に数少ない日野車であり、さらにポンチョは2021年現在この1台のみの在籍という、意外で貴重な1台モノです。
車体はショートボディでドアは1つのみ、変速機はATを搭載し燃費基準は非達成、リアウインドウのステッカーは「ポスト新長期適合車」の水色のみで、以上より型式は「SDG-HX9JHBE」となります。

丸みのあるボディに合わせて従来のノンステ専用デザインを適宜変更した塗装をまとい、6系統「西舞子線」に専属で運用されています。同路線は垂水駅から出発し西舞子地区の狭隘路を「P」の字状に一周して戻ってくる路線で、2015年3月に運行開始されたばかりの新しい路線です。このポンチョもこの系統のために導入されたもののようです。