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でっかいおやまのふもとから

記録は残して積み上げてこそ!

東海バス:伊豆230あ1565

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東海バス:伊豆230あ1565



東海バスが所有する日野・レインボー。
2017年式の車両で、中扉直後のフタがひとつだけなので尿素SCRを搭載し平成28年排出ガス規制に適合する直前の「SKG-」世代とわかります。リアウインドウに「HINO」のエンブレムがあるのがファン目線では親切?です。
新型レインボーも登場から5年が経ち、東海バスの塗装や沿線の風景にもすっかりなじんだように見えます。

他の仲間とともに熱海地区で活躍していた同車でしたが、2021年7月に発生した豪雨により伊豆山地区で発生した土石流に巻き込まれてしまいます。
車体の下半分が完全に泥に埋もれ「廃車」の2文字も容易に連想されるような被害でしたが、被災から5ヶ月かけて塗装や部品の清掃・交換などの整備が実施され、結果この通り美しい姿になって運行を再開しました!
窮地を脱し蘇った同車は、未だに災害の爪痕の残る熱海の復興機運を高める後押しになればと、前面のステッカーやLEDで「少しずつ前へ進もう!」と掲示し、熱海の街の生活の足としてふたたび活躍をはじめています。
(なんとなく出かけてなんとなく降り立った熱海の駅で、まさか復活当日にたまたま遭遇できるとは……)

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、災害を乗り越えた同車のように、熱海の街の一日も早い復興をお祈りしております。

事業者:東海バス
ナンバー:伊豆230あ1565
車両番号:-
車種:日野/レインボー
ボディ:ジェイ・バス
型式:SKG-KR290J2
年式:2017年
撮影日:2021年12月15日
参考:
熱海伊豆山地区の土砂災害で被災した車両の運行再開について - 東海バス

熱海で土石流にのまれたバス車両が奇跡の復活。「少しずつ前へ進もう!」のステッカーと共に - ハフィントンポスト
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