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でっかいおやまのふもとから

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富士急シティバス:E8135(沼津230あ8135)

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富士急シティバス:E8135(沼津230あ8135)

富士急シティバスが所有していた、日産ディーゼル・スペースウイング。車両番号の百位より2001年に導入された車両です。
車体は富士重工業が2000年6月から製造するボディ「R21型S」(1S)を架装。ほぼ垂直に切り立ったフロントガラス周辺をはじめ全体的に角ばった直線的なデザインで、重厚感・重量感のあるボディとなっています。

富士急の貸切車には「Resort ○○」の愛称があり、○○には車両の乗車定員の数字が入ります。この数字によれば車内は4席×10列+最後列5席=45席に加えて補助席を6席という定員重視のレイアウトになっていると思われます。サロンの有無は不明です。
グレードこそそれほど高級志向という訳ではありませんが、それでも側面窓の横引きカーテンと上から覗く装飾カーテンの組み合わせが高級感を醸し出しています。
車体外装は富士急グループ標準の「RESORT」塗装で、大きなレタリングとストライプで表現された富士山がシンプルながらシックで個性のあるデザインです。
乗降扉のそばには車両番号が書かれていますが、微妙にずれた「E」の字は同車に転属歴があることを物語っています。実際にかつては「F8135/山梨200か71→富士山210あ8135」として山梨県側のどこかに在籍していたようですが、詳細は不明です。

2000年代前半ごろまでに富士急グループが導入した高速・貸切車には、後輪の後ろに小さなフタを設けてそこに車止めを収納できる特徴的な装備を持つ車両が多く存在しましたが、この車の場合はその蓋がありませんでした。よく見てみると他の車でもあるものと無いものがあるようです。
なお、富士急グループにおいてKL-RA552RBN+富士重の車両はすべてが既に引退しており、その中からちらほらと貸切バス事業者に移籍する車が出ています。この後輪後ろのフタの有無も元の車両番号を特定する手掛かりのひとつになるかもしれません。
事業者:富士急シティバス
ナンバー:沼津230あ8135
車両番号:E8135
車種:日産ディーゼル/スペースウイング
ボディ:富士重工業 R21型S
型式:KL-RA552RBN
年式:2001年
撮影日:2015年6月13日
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