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でっかいおやまのふもとから

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富士急シティバス:E4355(沼津200か532)

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富士急シティバス:E4355(沼津200か532)

富士急シティバスが所有するいすゞ・エルガ。車番の百位より2003年式の車両です。

富士急グループにおけるKL-世代のエルガは、2002年から2004年にかけて、富士急行直営(現:富士急モビリティ)の御殿場営業所、富士急シティバス、富士急湘南バスの三社のみに導入され、そのほとんどが御殿場とシティに集中しています。2002年に導入されたM4251・G4252の2台には同型式ではCNG車を除くとなかなか珍しいZF製ATが採用されましたが、2003年式以降は通常のMTに戻りました。

収容力に長けるWB5.3m級のワンステップ車で、大柄な車体にグリーンベルトの塗装がよく似合っています。クーラーはデンソー製を選択し、屋根上にはかまぼこ型のユニットが載っています。扉側側面の最後部にあるグリルはKL-LVの最大の特徴で、この世代のみこちら側の側面にメインのグリルがあります。
また、側面の表示器は中扉直後の上方にあります。初期のエルガミオやレインボーHR、BRCハイブリッドなどの例外はありますが、表示器の設置位置はだいたいの車種で揃えられています。

富士急静岡バスにはこの世代のエルガは1台も導入されなかったため、W4661やW3467などと同じエルガでありながらクーラーやグリルの特徴がいつ見ても見慣れず、どこか不思議な車の印象が抜けません。

ちなみに、この車のナンバーは払い出しの沼津ナンバーを導入当初から維持しています。2003年の時点でこれだけ進んでいたのですが、富士山ナンバーと伊豆ナンバーの分割に加えてエリアのほとんどの事業者が希望ナンバーを取得するようになりどんどん払い出しペースは減速し、2022年になっても10-00を超えたかどうか定かではありません。なお、この車と同じ番号の頃にはもうPKG-車が導入されていた静岡ナンバーは2019年に10-00を超えています。
事業者:富士急シティバス
ナンバー:沼津200か532
車両番号:E4355
車種:いすゞ/エルガ
ボディ:いすゞバス製造
型式:KL-LV280N1
年式:2003年
撮影日:2017年6月22日
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