
山梨交通が所有するいすゞ・キュービック。当時の親会社の国際興業から移籍した多数のキュービックのうちの一台で、もとは国際興業で7000番台を名乗っていた短尺+ショートオーバーハングの車両です。
1992年式の車両で、山交タウンコーチへの移籍は登録ナンバーより2005年のことと思われます。
静岡県に飛び地的に存在する山梨交通静岡営業所に所属しており、富士宮駅から富士川西岸のエリアでのんびり活躍を続けています。
同営業所にはC737・C738・C739の3台のキュービックが在籍していましたが、2022年9月現在で残っているのはC738のみとなっています。C739は2019年3月、C737は2022年7月にそれぞれ甲府方面に転属となり、C739の方は1年たたずに引退となってしまいました。
連番3兄弟で揃って車齢30年を迎えており、静岡に残ったC738、甲府でのC737(そして同い年の富士急W1291)の活躍がいつまで続いてくれるかは未知数です。
なお、2018年9月31日までは分離子会社である山交タウンコーチに所属しており、現在でも屋根肩部にうっすらと「YAMAKOH TOWN COACH」の痕跡がみられます。
事業者:山梨交通
ナンバー:沼津200か661
車両番号:C738
車種:いすゞ/キュービック
ボディ:アイ・ケイ・コーチ
型式:U-LV324K
年式:1992年(移籍:2005年)
撮影日:2022年1月6日