
日立電鉄交通サービス(当時)が所有する日産ディーゼル・スペースウイングⅠ。車体は富士重工R17型S(7S)。登録ナンバーより1998年式あたりの車両と推測されます。
型式はKC-RA550RBN。数字部分の下2桁がエンジンの種類と対応しており、高出力タイプのRA550系は400psのRH8型エンジンを搭載しています。
車体は重厚感あふれる富士重工7S。肩部を黒く塗装することで側面窓と一体的に見せる工夫が、車体をより大型に見せています。塗装は同社の貸切車の標準的なもので、高速車は色をそのままにパターンを線から円へ変えたようなバージョンになっています。貸切車と高速車で塗り分けのみを変えている事業者はあちこちで見かけますね。
所有者であった日立電鉄交通サービスは2019年4月30日をもって茨城交通に吸収合併され、同社の日立オフィスとなっています。この車両は無事に茨城交通へと籍を移したようで、古参車ではありますが末永い活躍を期待したいものです。
事業者:日立電鉄交通サービス(当時)
ナンバー:水戸22あ2146
車両番号:-
車種:日産ディーゼル/スペースウイングⅠ
ボディ:富士重工業 R17型S
型式:KC-RA550RBN
年式:1998年?
撮影日:2017年9月27日