
茨城交通が所有するいすゞ・エルガ。
茨城交通は車両の置き換えと低床化のため首都圏の各地から短尺・ノンステのエルガを大量に導入していますが、この車両は東武バスから移籍した2003年式の車両です。
東武バスのエルガは時期によってゼクセル製・デンソー製両方のクーラーを採用しており、この車両はゼクセル製を搭載した2003年式までのグループ。ベンチレーターは丸型のものが車体前方に一つ設けられ、側面行先表示器は前扉と中扉の中間に設置されています。
なお、東武バスからの移籍でデンソー製クーラーを搭載した車両は屋根上の形態が東急バスからの移籍車と同じになりますが、両者は側面行先表示器の位置、座席モケットの色と、東武車はリアに補助ブレーキランプを装備している点で判別が可能です。
茨城交通にはこのほか
東急バス、西東京バス、西武バス、小田急バス、京急バス、都営バスから同型式(KL-LV280L1改)のエルガが移籍しています。
事業者:茨城交通(←東武バス)
ナンバー:水戸200か1739
車両番号:-
車種:いすゞ/エルガ
ボディ:いすゞバス製造
型式:KL-LV280L1改
年式:2003年
撮影時系統:10系統 水戸駅北口→偕楽園
撮影日:2017年8月31日