
熊本都市バスが所有する、いすゞLV+西日本車体工業B-Ⅱ 58MC。
国内4メーカーのシャーシに西工車体を組み合わせて導入した熊本市交通局からの引き継ぎ車両で、1995年式のいすゞ車です。熊本市は同じ年に標準尺車と短尺車を別々のメーカーで導入しており、この年は標準尺車はいすゞ、短尺車は日デ(+いすゞ中型)が導入されました。
熊本市交通局時代の塗装を維持しており、前面に「都市バス」の表示板を掲示しています。
1993年以降は側面行先表示器が中扉の直後に移動しており、窓割が若干変化しています。中扉は引き続き少しだけ前寄りに設けられています。
U-LV系・KC-LV系と西工車体の組み合わせでは、大型車では唯一扉側にグリルが設けられる点で容易にいすゞ車であることがわかります。U-車とKC-車の判別は運転席側側面、非常口下のグリルの有無で可能です(KC-車には無い)。
事業者:熊本都市バス(←熊本市交通局)
ナンバー:熊本22か3011
車両番号:-
車種:いすゞ/LV
ボディ:西日本車体工業B-Ⅱ 58MC
型式:U-LV324M
年式:1995年
撮影時系統:味4系統 交通センター→小峯(当時)
撮影日:2017年11月22日