
富士急静岡バスが所有する、日野・レインボーHR。富士急グループのバスでは車両番号の百位が西暦下一桁と対応している(富士急行観光を除く)ため、この車両は2004年式ということになります。
同年8月にモデルチェンジしたPB-車で、ひとつ前のKK-車と比較すると、前面フォグランプの形状変更、側面に反射器の設置、後面の灯具類配置の変更やグリルの減少、車内の手すり・ポールや座席モケットの色といった変化が見られます。
富士急静岡バスを含む富士急グループでは2001~2008年(05年を除く)の間に多数のレインボーHRが導入されてきましたが、同車は富士急静岡バスにおけるKK-車以外のレインボーHRとして唯一の存在でした。2019年に横浜のフジエクスプレスから2007年式の同型車が鷹岡営業所に移籍してきましたが、そちらはほぼ横浜時代の塗装のままとなっているため、富士急伝統の「グリーンベルト」塗装は変わらず一点ものとなっています。
なお、お隣の富士急シティバスや富士急行直営の御殿場営業所には2006年式以降の車両が多数在籍しています。
事業者:富士急静岡バス
ナンバー:富士山240あ2461
車両番号:W2461
車種:日野/レインボーHR
ボディ:日野車体
型式:PB-HR7JHAE
年式:2004年
撮影時系統:特急 新富士駅-世界遺産センターアクセス線 新富士駅→富士宮駅→世界遺産センター→休暇村富士
撮影日:2019年4月7日