
西東京バスが所有していた日産ディーゼルUA。車体は西日本車体工業B-Ⅰ 96MC。
西東京バスは1995年以降の中型ロングや小型のワンステップ車で日デ車の導入を始めていましたが、西工ボディの大型路線車は富士重工がバス車体製造から撤退した2003年になって初めて導入されました(中型ロングは一足先に2000年から)。同車はそうして登場した2003年式の車両で、車両番号の千位・百位からも登場年を読み取ることができます。
京王電鉄の仕様とは違い、フォグランプ・コーナリングランプを装備し、中扉の明かり取り窓と車体前方の丸型ベンチレーターが省略されています。また、京王のUAではゼクセル製クーラーが主に採用されていたのに対しこちらは平べったいデンソー製を選択しているのも異なります。一方、屋根上前端のマーカーランプは京王・西東京で共通して装備されています。
八王子駅を中心に楢原営業所の各路線で活躍していましたが、この年の冬に引退となりました。
事業者:西東京バス
ナンバー:八王子200か556
車両番号:A50317
車種:日産ディーゼル/UA
ボディ:西日本車体工業B-Ⅰ 96MC
型式:KL-UA452KAN改
年式:2003年
撮影時系統:大02系統 宇津木台→東海大学八王子病院→大和田→JR八王子駅
撮影日:2017年8月30日